ドローンで仕事

ドローンで仕事をした事例を少し紹介します。
人口密集地区(DID)内での仕事ばかりですから、国土交通省へ1年間使える包括申請(無人航空機の飛行に係る許可・承諾書)は欠かせません。
これを取っておけばその都度許可を取る必要はなく、3ヶ月に一度報告書をwebで国土交通省に送るだけでよかったのですが、報告書は2021年4月1日以降必要なくなりました。


ドローン関係の申請はDIPS(ドローン情報基盤システム)で行い、
無料でアカウント開設できてネットで申請が完結します。

包括申請は初めてだと少し大変ですがスクール卒業生には優遇があり、一部書類提出の省略が可能で自分でしました。「行政書士に頼むと2万円位かかるらしです。」
10時間のフライト経験証明、保険の加入などの条件を満たしていればスクールに行っていなくても
申請できます。国土交通省のホームページから無人航空機の飛行に係る許可・承諾申請書(word形式)がダウンロードできますから、興味のある方はまずダウンロードしてみて下さい。



初めての仕事は学校の外装塗装を塗り直した施工例を、ビデオで空撮する仕事でした。学校なので広い空間があり操作は比較的楽でしたが、ビデオ経験は浅いので編集に苦労しました。
次はお寺の夜桜の空撮で、いきなり難易度が上がりましたが夜桜の名所ではなかったので人が少なくて助かりました。基本的には人より30m離れるのがルールなので名所のような場所では、空撮は無理です。ただ夜景ですので少しライティングする必要があり、それが大変でした。
喫茶店の屋根が台風で被害を受け、それの保険申請用の写真撮影という変わり種の依頼もありました。被害箇所だけだはなく、屋根全体をまんべんなく撮影しました、、、
後は再開発地区の空撮がありましたが、これは風景を撮る様なもので比較的楽な仕事でしたが
撮影場所を決めるための事前のロケハンが必要で、撮影ポイントの許可を得ることが一番大変でした。
仕事だと時間の制約があるのでロケハンは必要だと思います。日の向きや障害物など事前に確認しておいた方がよく、あと風が一番問題です。特にビデオ撮影だと風が強いと傾いたり、プロペラが写り込んだりと悪影響があります。「風速5m以上の時は厳しいと思います。」
機体は全てDJI Phantom4Pro行いました。DJI MavicAirより重いので機体が安定するのとイメージセンサーも大きいので撮影向きです。

コメント