OpenAIが開発した対話型大規模言語モデル(ラージ ランゲージ モデル)のChatGPTが世間の注目を集め始めています。ラージ ランゲージ モデル(LLM)は、学習アルゴリズムであり、言語の認識、要約、翻訳、予測、生成など、多様な性能を持ちます。ユーザーの質問に答えたり、テキスト、音声、画像を高い精度で認識・生成することができます。つまり、ChatGPTはチャットボットであり、自然言語処理技術や人工知能技術を利用して、人間とコンピューターが対話をするためのプログラムです。ユーザーがテキストメッセージや音声などの入力を行うと、チャットボットはその入力を解析し、意図や要求を理解して適切な応答を返します。チャットボットは、顧客サポートや問い合わせ対応、情報提供など、さまざまな目的に使用されています。また、最近では、スマートスピーカーや音声アシスタントなどでも利用されています。チャットボットは、人工知能技術の進化によってますます精度が高くなっており、今後もますます多様な分野で活用されることが期待されています。
ChatGPTが注目を集めているのは、初期段階の今はお試し期間的にインターネットブラウザで無料で検索感覚で手軽に使える事です。
これだけのAIが無料で使えるのは、マイクロソフト社が今までに30億ドルもの資金を投入して支援しているためで追加で100億ドルの資金の投入も決まったらしいです。
つまりマイクロソフト社はAI時代のプラットフォームをとりたいのでしょう。
ChatGPTは開始から5日で100万ユーザーを達成したらしいですから、これからの発展が恐ろしいですね、、。
ユーザー登録も簡単でGoogleアカウントからでも登録できます。
だた問題点も多く、最新の情報は扱えないらしく、今年のことを聞くと「私は2021年以降の情報を扱えないため」との答えが返ってきたり、正確な返答が返ってくるとは限らずまた、情報ソースも分からないので返答を鵜呑みにすることはまだ出来ないレベルです。
最新の情報でAIを使いたいならPerplexity AIのサービスの方が適していますが、英語のサービスの為、Google Chromeの機能拡張で翻訳を使用する事になります。
なおGoogleも今年チャット型のAIサービス(Bard)を始めるらしいです。
2023年はまさにAI新時代の様相を呈している様です。
ChatGPTはフリープランで現在は使用できますが、アクセスが集中すると応答が遅くなるので、よく使う方はChatGPT4(有料で月額20ドル)を使うと優先的に使え、回答の精度も良いらしいです。
今ChatGPT で「ChatGPTを優先的に使うには」と質問すると「OpenAI APIを使用することでChatGPTを優先的に使うことができます。OpenAI APIは、ChatGPTモデルを利用した自然言語処理のためのWebサービスを提供するものです。APIを使用することで、開発者OpenAI APIを利用するためには、OpenAIのWebサイトでアカウントを作成し、APIキーを取得する必要があります。詳細については、OpenAIのウェブサイトをご参照ください。」と答えが返ってきます。
「OpenAI APIとは何か」と質問すると、「OpenAI APIは、OpenAI社が提供する自然言語処理のWebサービスのことです。このAPIを利用することで、開発者は自分のアプリケーションやサイトに人工知能の機能を統合することができます。OpenAI APIは、受信なデータを学習している言語モデル(例えばGPT-3)を使用することで、テキスト生成、文書生成、質問応答などのタスクを実行することができます。で、ChatGPTモデルを使って自分のアプリケーションに人工知能の機能を簡単に統合することができます。」
APIとはアプリケーションプログラミングインターフェースの略で、サービスを外部のプログラムから利用できるようになります。
Google のChrome機能拡張を使うとChatGPTが便利に使えます。
1 ChatGPT for search Engines(Googleの検索結果にChatGPTの回答を表示 下記画像参照)
2 YouTube Summary with ChatGPT
(Chromeウェブストアからダウンロード 動画でしゃべっている内容がテキスト化)
3 TweetGPT
(Chromeウェブストアからダウンロード ツイートの自動返信)
4 Web ChatGPT (最新の情報にアクセス?)
5 ChatGPT ライター(Gmailのリライト)
ChatGPTって現状では不正確な返答も多く、参考にしているソースも分からないので返答をそのまま鵜呑みにできない感じではありますが、「特に日本語環境では」
得意分野があるらしく、その方面ではかなり使える様です。
ただAIはデータが増えると指数関数的に性能が上がるので、近い将来になくてはならないツールになりそうです。
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