photoshopについて少し書こうと思います。
初めてフォトショップに触れたのはphotoshop3で、取引があった印刷会社でいじらせてもらいました、、、まだMac版しかなく、メモリー8Mbハードディスク500Mb位で少し重い作業すると、ポインターが時計マークに変わって待たされるような時代で、デジカメもまだ普及前でしたが、仕事で使うようになるると感じました。
それから2年くらい後、はじめて自分用のMacをプリンターと合わせて50万円位で買いました。photoshopはVe5で定価は15万円でしたが、10万円位で買えました、、高い、、まだ調整レイヤーも無いし、トーンカーブを多めにいじると直ぐトーンジャンプを起こすなど大変でしたが、暗室で無いところで写真をいじれるのは初めてだったのでとても楽しくて、
夢中でphotoshop作業を覚えていきました。
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仕事で初めて使用したデジカメはNikonのD1で、NikonのソフトでRaw現像してから
photoshopで作業する流れで、納品は光磁気ディスク(MO)でした。
もうMOなんて知らない人がほとんどですよね〜
初期のデジカメはシャドウ部にノイズが沢山出て、消すのに大変だったのを覚えています。
フィルムの時代はテスト撮影にポラロイドフィルムを使っていたので、何度もテストすると経費が嵩みましたが「4x5用ポラロイドフィルムなどは高かった、、」デジカメになって
気兼ねなく何度もテスト撮影できて助かりました。
パッケージ版の頃のphotoshopは2年に一度バージョンアップがあり、その度にかなり変化があり、Image Readyというソフトが付随した時代もありました。
Image ReadyはWebページ制作で求められる画像編集機能を搭載し、photoshopを使うニーズがWebページ制作に広がっていきました。
遊びでGIFアニメーションを作ったりして、興味深いソフトでしたがCS2を最後に消えました。
今のphotoshopはサブスクリプションで毎年バージョンアップがあります。昔ほどの変化はなく、マイナーアップデートな感じです。一つの契約で2台のパソコンで使える用になったのが利点で macとwindows どちらでも使えます。片方mac、片方windowsでもOKです。
ただphotoshopはグラフィックプロセッサー(GPU)に負担をかけるため、あまり古いパソコンだと交互性がありませんと出てしますから、5年以上古いパソコンは要チェックです。
年々肥大化してきたphotoshopですが、本来の画像処理以外の3D機能を無くす方向とかそろそろ機能を抑える方向に舵を切った様です。Web機能やビデオ機能など多くの機能を追加してきましたが、3Dなどは専用ソフトの進化が激しくphotoshopで補足作業する必要が無くなってきていると思います。
写真屋としては、少しシンプルなソフトになってくれた方が、有難いです。
本来の画像処理作業も始めは8bitデータ(階調が256)しか扱えなかったのですが、だんだん16bit(階調が65536), 32bit(画像処理は限定的)などと増えていきトーンジャンプを抑えるのが楽になりました。
Rawデータも昔はAdobeの汎用Raw形式のDNGしか扱えなかったのですが、今はCameraRawが付随しているのでほとんどのカメラメーカーのRawデータが現像できて、非破壊処理なので後でやり直すことも出来るので助かります。
Raw以外でもCamera rawがフィルターとしてphotoshop内にありますので、レイヤーをスマートオブジェクトに変換してから行うと、やり直せます。
Camera rawの自動補正を行うとAIテクノロジーを活用としています。
photoshopにも確実にAI化の波が押し寄せている証拠ですね〜、、んん。
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